宝塚歌劇団と、劇団四季の元トップスターが初共演!と、それだけで見ごたえのあるドラマになりそうな予感のスケープゴート。
劇団出身の俳優さんの演技は、見ごたえがあると思っているのは私だけでしょうか!?
WOWOWのドラマで、政界内部を描いたドラマは初めてということです。
企業もの、政界ものは、女性も男性も楽しめるドラマですね。
今回は主役の黒木瞳さん演じる女性議員が、家庭と仕事の間で悩みながらも、猛烈な勢いで政界の階段を上って行くという内容で仕事を持つ女性が共感できる部分も多いのではないでしょうか。
全4話と短めなので、内容の詰まったドラマを期待したいですね。
この記事の目次です
スケープゴートの意味を調べてみました
スケープゴートは、「身代わり」「いけにえ」などの意味合いを持つ聖書由来の用語です。
現在では、宗教的な意味からは離れて、責任転嫁の様な使い方がされています。
心理学用語でのスケープゴートは、集団自体が抱える問題が集団内の個人に身代わりとして押しつけられ、結果として根本的な解決が先延ばしにされること。となっています。
なんだかちょっと難しい言い回しですね。
たとえば民衆の不満や怒りの解決のために,代りに攻撃の標的とされてしまう者、集団、国、民族などと言う方がわかりやすいでしょうか。
ドラマ スケープゴートのあらすじ
大学院教授・三崎皓子(黒木瞳)の元に、20年前に別れて以来、音信不通だったかつての恋人矢木沢峻(石丸幹二)から、突然連絡が入ります。
矢木沢はテレビ局役員ですが、大物政治家の背後で暗躍するというもう一つの顔を持っています。
困惑する皓子に、矢木沢が会わせたのは、次の総選挙で政権奪還を狙う明正党総裁・山城泰三(古谷一行)でした。山城は皓子を民間人閣僚として登用しようと目論んでいたのです。
皓子は山城から、党の勉強会の座長にならないかと打診されます。
しかし、学生時代に生まれた父親との確執から政治家を敬遠していた皓子は逡巡し返事ができないでいました。
すると数日後、皓子の座長就任を告げる記事が新聞に載ってしまいました。
それは皓子を引き込むための山城の策略だったのです。
あとに引けなくなった皓子の背中を押したのは夫・伸明(小林隆)でした。
皓子は家族に気兼ねしながらも、政界に足を踏み入れることを決意しました。
しかし、大臣就任直後、皓子に未曾有の危機が訪れてしまいます。
はたして、皓子は政界で生き残れるのでしょうか。そして、山城の思惑とは…。
それなりの地位や権力を与えられるとしたら、与えられたチャンスを利用して登って行く女性がいてもいいじゃない。(プロモーション映像より、皓子の台詞)
だまされたような形で入っていた政界。
そこで皓子は上に向かって突き進んでいきます。どこまで登って行くのでしょうか?
政界内部を描いた、社会派人間ドラマ。楽しみですね。
WOWOWでのスケープゴート放送日時
4月12日スタート、毎週日曜日22時からの放送です。
月曜日23時、日曜日12時の放送もあります。
それぞれ4月13日、19日スタートです。
全4話、初回は無料放送です。
まだ「スケープゴート放送開始」に間に合います ⇒ WOWOW_新規申込
連続ドラマスケープゴート出演者
三崎皓子:黒木瞳 永和大学大学院教授から政界へ
三崎伸明:小林隆 皓子の夫 絵画教室講師
三崎麻由:佐々木希 皓子の娘 スタイリストアシスタント
矢木沢峻:石丸幹二 東都テレビ取締役
秋本つかさ:山口沙弥加 東都テレビ報道局報道部記者
樋口大悟:光石研 皓子の父
山城泰三:古谷一行 明生党総裁
小関嗣朗:西岡徳馬 明生党幹事長
田崎敬吾:神保悟志 明生党幹事長代理
天海俊郎:相島一之 経済産業大臣
山下巧:小市慢太郎 金融担当大臣秘書
最後に、歴代女性大臣について調べてみました
歴代初の女性大臣は、中山マサ厚生大臣(1960年)です。
在任期間は5か月でしたが、母子家庭への児童扶助手当支給を実現しました。
歴代内閣で女性閣僚が最も多かったのは、2001年4月に発足した第1次小泉内閣の5人です。
田中眞紀子外務大臣は、目玉人事としてスポットを浴びましたが、目玉人事と言う言葉は、男性よりも、女性に多く使われている様な気がします。
去年9月に発足した第2次安倍改造内閣も、発足時から1か月間は女性閣僚が5人でした。
閣僚が発表される時に、女性は何人入閣するかなどと話題になりますが、女性を多めに登用すると印象が良くなるというイメージがあるのは、まだまだ男性議員と女性議員に差があるような気がしてなりません。
せめて、ドラマの中だけでも、黒木瞳さん演じる三崎皓子さんには、がんばってほしいですね。