
最近とても話題になっているADHD。
ADHDという言葉だけでも一度は聞いたことがある方が多いかと思います。
これは発達障害の一種で、多動性・衝動性・不注意を
その特徴とするものだと言われています。
ADHDは主に7歳までの学童期の子供に顕れることが多く、
女の子より男の子のほうがADHDの発症率が高いものです。
ADHDの具体的な症状、行動としてたとえば
・落ち着きがない
・抑えがきかず友達を叩いてしまう
・うっかりとした忘れ物が多い
など、集団行動でトラブルを起こしやすい症状があります。
ADHDは脳内の神経伝達物質量が少ないことがその原因となっているますので治療可能です。
専門医に相談して、薬の服用等により治療していきます。
そのADHDの症状改善に使われる治療薬の一つにリスパダールがあります。
リスパダールいったいどのような薬なのか、調べてみました。
ADHDで処方される薬リスパダールとは
リスパダールはリスペリドンとも呼ばれ1984年にベルギーの会社により開発されました。
これは脳内のセロトニンという物質に働きかけて、
興奮を抑制し落ち着きを取り戻させる働きをします。
このように精神的な高ぶりを押さえる作用があるリスパダールは、
として用いられてきたものです。
日本でも1994年に統合失調症改善の薬として承認されました。
ただADHDにも多動性の症状がありますので、
落ち着きをもたらすため、ADHD患者にも処方されるようになってきたのです。
リスパダールを飲むと確かに落ち着きますが、
があります。
子どもに服用させるのはちょっと強い!?リスパダールの副作用
リスパダールにはどのような副作用があるのでしょうか。
具体的には錐体外路症状、アカシジア、不眠、便秘、めまい、立ちくらみ、
尿が出にくい、口の渇き、動悸、体重増加、精液が出ない、
ふるえや意識がはっきりしない、眠気、倦怠感、
鼻づまり、立ちくらみなどがあります。
さらに重篤なものになると、筋肉の引きつり、嚥下困難、頻脈、
発汗、発熱などの症状が出ることもあります。
小さなお子様にとっては特に負担の重いものですから、