看取り士(みとり士)は怪しい?資格取得で年収1000万プレイヤー
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ここ数年、葬儀屋など人の最期を見送る職業が注目を浴びていますね。

その中でも新しめの職業で珍しいものが『看取り士』という資格を持った人たちです。

みなさんも『看取る』という言葉には聞き覚えがあると思いますが、看取るということは病に伏した人の最期を見守ることを指します。

テレビでもこの『看取り士』という資格がクローズアップされていたので、今回はこの看取り士(みとりし)についてまとめてみました。

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怪しい感じがする資格...看取り士の仕事とは

看取るという言葉は聞いたことがあっても、『看取り士』という存在はまだまだ認知度が低く人気がある職業とは言えません。

ただ、映画「おくりびと」でものすごく話題となった「納棺師」。この納棺師には資格というものが存在せず、葬儀屋など専門の業者の中にある役割的な存在です。

一方、『看取り士』には民間ではありますが資格があります。

『看取り士』資格の取得方法

先ほども記載していますが、看取り士は国家資格ではなく民間の資格。

取得の方法も特殊で、ユーキャンなどの通信講座は存在せず、鳥取県にあるなごみの里という場所でのみ、看取り士養成講座を受講できます。

なごみの里の看取り士養成講座は2011年から開講されており、1日2回合計6回(1回4,000円)の講座を学びます。

案内や詳細等が不確かなので、この講座を受講することで『看取り士』を名乗れるのかは不明です...

なごみの里の該当ページを見るとわかりますが、3泊4日内観や1週間内観コースなどが存在しています。

定員などの記載はありませんが、ページの表記ではわりと人気が高そうな印象があります。

加えて、これからも需要は減ることのない「人の最期に関わる業界」ですので、看取り士をはじめ納棺師など人のお世話に関連する仕事は今後も需要は増えるハズです。

ご興味がある方は、ぜひ一度確認してみてください!

2020年看取り士の認知度が増えより大きな団体に発展中

この記事は当初、テレビ放映されていた2013年に書いたものなのですが、移転に当たり調査をやり直したところ、当時とは比べ物にならないくらいその規模が大きくなっていました。

テレビで紹介されていた看取り士『柴田久美子』さんが会長となっている「一般社団法人日本看取り士会」は、日本各地に研修所(福島・埼玉・東京・長野・愛知・滋賀・大阪・長崎・大分・山梨・北海道・神奈川・香川)が用意され、初級・中級・上級と三段階のクラスがあり、看取り士になるための道筋がかなり増えています。

オンラインでの講座も用意されただけじゃなく、「看取りステーション」という事業所を開設できる研修も用意され、資格取得後の道筋もかなり整備されています。

看護や介護の国家資格を持っていると、その進み方も臨機応変に対応できそうですよ!

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看取り士の給料&年収はどれくらい?

人気が高くなっている職業とはいえ、給料が低水準だとなり手が少なくなるのは当然...

基本的には介護職の延長といえるため、今後需要が高まる業種とは言え、現状の平均年収は一般的な介護職と変わりはなさそうです。

ただ、別コースとして看取りステーションを開設できるコースが用意されているため、地域・人柄・戦略によっては、憧れの年収1,000万オーバーも夢ではありません!

看取り士という資格の先駆けとなった柴田久美子さんに至っては、数多くの書籍も出版しているし、地域限定ですが「みとりし」という映画も上映に成功しています。

事業家として成功なさっている人物なので、これから看取り士を目指す方の参考にはならないですが、現状、介護や看護の世界に従事する方にとっては一念発起するチャンスかもしれませんね。

ちなみに、所々出てきた「納棺師」の給料に関しては、務める企業・葬儀屋によるので、年収は300万~1,000万超えまで幅広く存在しています。

企業に属しているわけですから、一般的なサラリーマンと変わりないのは当然ですね。

人の最期に関わる仕事に携わったからわかる裏の事情

これは余談になるのですが、葬儀など人の最期に関連した仕事では、『御心付け』として現金を頂くことがあります。

金額は故人によりますが、お布施という名目で僧侶に渡される金額相場は20~30万程度とされています。

看取り士の場合はその相場には到底及びませんが、3,000円~5万円の御心付けがありますし、お世話をするのが仕事にも関わらず日々のお世話においても「お小遣い」として現金を頂くこともあるのがこの業界の特徴です。

平均的な年収は低いものの、加味されない副収入があるのも実際に携わったからわかる裏事情です!

実は危ない「御心付け」や「お小遣い」

お世話をする人たちから直接現金を頂戴するいわばチップのようなお金。

基本的には履歴の一切残らない「お金の受け渡し」

法律的には『雑所得』として、計上せねばならない収入にあたります。個人同士のやり取りであれば、税務署にはバレないお金になりますが企業や法人が関連すると、特定の条件を満たした場合には経費として計上されます。なので、油断すると追徴課税が課せられるので注意してくださいね!

看取り士としてどこかの企業等に属して、御心付けを頂戴した場合は年間20万円以内なら申告せず受け取ることが可能ですが、それを超えると申告義務が生じ、それを怠ると追徴課税が発生します。

税率等は主たる給料の年収に応じて変動するため、該当しそうな方はちゃんと調べて対応しましょう。

安全策としては、雑所得は半分が税金で払わねばならない金額であると覚えておくのが無難です。。。

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怪しげな感じがする看取り士の資格と給料についてのまとめ

知名度は低いものの、一般社団法人日本看取り士会の尽力により、年々その活躍の場は広がっています。

ただ、人の最期に携わる役割のため、覚悟と志しを持っていなければ仕事としてやり通すのは難しい職業といえます。

高齢社会が間近に迫っている今の日本...

今は決して好待遇とは言えない看取り士ですが、今後も需要はどんどん増え続け、人財の確保や労働環境の整備が進みいずれは待遇もよくなるのではないでしょうか?

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