ココ数年、レインブーツやラバーブーツが人気ですね。
普段靴と違って、何足も持っている人は少ないレインブーツやラバーブーツ。
普段靴も十分高いけど、レインブーツもかなりのお値段...
しっかりとお手入れして大事に履きたいですね。
ラバーブーツを選ぶ際には、ブーツの素材やデザインはもちろんしっかり吟味。
購入した後、長く使うためにもお手入れ方法も知っておくと便利!!
レインブーツ(ラバーブーツ)について、素材やデザインなどあれこれ調べてみました。
素材ごとのお手入れ方法違い等も参考にして、あなたに合うレインブーツを探してください。
この記事の目次です
レインブーツのラバー素材種類について
レインブーツのメインとなるラバー素材には、天然ゴムと合成ゴムの2種類があります。
■天然ゴム
天然ゴムは、ゴムの木の樹液を原料に作られた純粋なゴム。
天然ゴムは合成ゴムよりも強度が高く防寒性も高いので
特にアウトドアの用途に向いています。
ゴム独自の臭いは天然ゴムの方が強いです。
■合成ゴム
石油、樹液、薬品などから作られ、それらの配合割合によってたくさんの種類があります。
合成ゴムは、天然ゴムより軽く安価なため、製品価格も安くなります。
どちらかというと、色々な色や形へ加工しやすいので
ファッション性の高いものは合成ゴムの物が多いと言えますね。
ただ、天然ゴムより合成ゴムの方が黄ばみや色あせを起こしやすい傾向があります。
要は長靴でしょ??レインブーツってお手入れ必要なの??
お手入れをすると寿命が延びるのは、レインブーツも同じです。
長靴と思って雑に扱うと、すぐに劣化してヒビなんかが入ってしまうかもしれませんよ??
ラバーブーツやレインブーツは意外とデリケートなんです。
レインブーツは手入れあり、と、なしではその差なんと!?
1.5倍~2倍も長持ちしちゃうそうです!!
レインブーツを使っていて遭遇するトラブルについて
ラバー素材は経年劣化により、トラブルが起こりやすい素材というのを念頭に置きましょう。
■表面的なひび割れ
何もせずに使い続けていると、表面にできた傷や素材の端からひび割れが起こります。
■表面の黄ばみ等による変色
特に色の薄いレインブーツは、酸化により黄ばんでくることがあります。
日焼けで色が薄くなることもあります。
■素材自体の硬化
ラバー素材の一番の弱点と言ってもいいかもしれません。
ラバー素材は硬くなってきます。
型崩れした状態で長く保管しておいてゴムが硬くなると、元の状態に戻すのは非常困難。
■ゴム特有の臭いとムレ
レインブーツは通気性がない為、汗が中にこもってしまいます。
汗をそのままにしておくと、雑菌が繁殖し臭いもきつくなります。
雑菌は水虫などの足のトラブルも起こす原因にもなります。
レインブーツのトラブル対策について
購入後、履く前にすることは、ラバー素材の保護です。
コロニル(Collonil)というブランドが、レザーケア用品の世界トップブランドです。
天然ゴム、合成ゴムなど、素材に合ったケア用品を使いましょう。
ケアの方法は、スプレーしてふき取るという超簡単で手軽な方法です。
履いて汚れた時にも、同じケア用品が使えます。
その際には、布などで泥や汚れをふき取ってから使いましょう。
他にも、ローション状や、ワックス状のケア用品もありますが、
色々そろえても、使うのが面倒になっては困ります。
自分のレインブーツに合った、お手入れしやすいものを選びましょう。
なお、レインブーツはゴシゴシと洗ったり、直射日光で干す行為はNG!!
もちろんヒーターやドライヤーもダメです。
ラバーはやさしく扱いましょう。
ブーツ内の臭い対策には、抗菌効果のある中敷を敷くことがおすすめ!!
消臭スプレーは、たくさんの種類がありますが、
ColbnilのCOOL’N FRESHが私のお気に入りです。
ひんやりと気持ちいいのですが、少々メンソールの臭いがきつめかもしれません。
保管は、直射日光の当たらない場所に形を整えて置きましょう。
特に長いブーツはキーパーを使いましょう。
乾燥材を入れて内側の湿気はきっちり取り除きましょう。
これで、気持ちよくレインブーツが履けますね!