いよいよ3月となり、異動や卒業のシーズンです。
このことで、会社や学校、サークルやゼミなどで送別会が開催されることも多いことでしょう。
送別会では送られる側にも一言挨拶が求められることがあります。
予め挨拶をしてもらう。というのがわかっている場合を除き、送別会の終わりことに突然ふられる場面も多いでしょう。
この送られる側の挨拶、何を言っていいのか、意外と普段考えることがあまりないものです。
今回は、自分が送られる側になった場合の送別会の挨拶の方法や内容についてまとめました。
贈られる側の挨拶心構えについて
まずは送られる側としての送別会での心構えをまとめます。
送別会で「送られる側」ということは、その会は自分のために開催されているということです。
ですので、わざわざ会を開催してくれたことに対して「感謝の気持ち」をあらわすことがとても大切です。
この感謝の気持ちは、言葉だけではなく表情や話し方など全体で表現ができるとよりよいでしょう。
(お別れを惜しんで、泣きまくるのはやめましょう)
また、エピソードを交えての挨拶は歓迎されますが、あまり長くなりすぎないよう簡潔にまとめるようにしましょう。全体で3分以内で十分だと考えられます。
さらに、全体的な送別会場合はある程度段取りがあります。
送別会の段取りを事前に聞き出し、自分がどのタイミングで挨拶を行うことになっているのかイメージを掴み準備します。
そのタイミングに応じて導入部分や締めの部分についてアレンジする余地がでてくるからです。
送別会で送られる側の具体的な挨拶例
では、上記の挨拶の心構えを前提に、具体的な挨拶の例文を考えてみました。
まずは
「本日はお忙しい中わざわざお集まりいただきまして、ありがとうございます。」
などの感謝の言葉を冒頭で述べましょう。
次に、自分のその部署での経歴(何年在職したなど)を述べましょう。
そして、具体的にいつ退職(異動)予定なのか明らかにしたうえで心に残ったことやお世話になったことについてのエピソードを交えて述べ
「本当にお世話になりました。」と感謝の気持ちを述べましょう。
続いて移動後や退職後の予定などについて簡単につなげた上で最後に再度感謝の情を述べて締めの言葉としましょう。
このような流れで挨拶を事前に組み立てておくと良いと思います。参考にしてみてください。